こんにちは!
「レジリエンス」という言葉をご存じですか?
英単語でresilienceの意味は「回復力」「弾性(しなやかさ)」を意味します。
心理学においては「困難をしなやかに乗り越え回復する力」という意味で
簡単にいうと「失敗にヘコたれず 復帰する力」です。
私は、これからの時代を生きて行く中で 息子に身につけて欲しい力の一つだと思っていて
その「レジリエンス」の塊のような本、「失敗図鑑」を見つけました!
今回は、その「失敗図鑑」と「レジリエンス」について いい事たくさんご紹介します!
息子と本
突然ですが、お子さんは本を読みますか?
私の息子は、家ではあまり読まないのですが
本屋さんに行ったら 時々スイッチが入って、1時間くらい動かなくなる時があります。
1時間くらい ずーーーっと本屋さんで本を読んでいるんです。
先日もイオンモールの雑貨屋さんに行った時に本のコーナーがあって
息子は「失敗図鑑」を見つけ、そのまま読み出して動かなくなりました(笑)
こうなった時、私は息子の邪魔をせずに 時間の許す限り ひたすら待つようにしています。
他のお客さんが少なくてよかったです。
失敗図鑑
この「失敗図鑑」とは、全部で320個の 偉人・いきもの・モノの失敗を
14カテゴリーに分けて紹介しています。
この本で紹介している 失敗をして来た「失敗の先輩」がどんな失敗をして
どのように乗り越えて来たのかを知る事で 子どもたちが「失敗」に対して持つ
「怖い」や「恥ずかしい」や「悔しい」と思う気持ちから
「”失敗” は生きる上でとても大切な事」という事を学び
失敗する事が怖くなくなる本なのです!
レジリエンス
冒頭でも触れましたが「レジリエンス」とは、「失敗にヘコたれず 復帰する力」です。
この「レジリエンス」には、以下の6つの要素が含まれます。
- 自分を客観的にみる力
- 感情や欲望をコントロールする力
- 物事を様々な角度から見て全体を捉える力
- 「うまくいく」「未来はよくなる」と考える力
- 目標を達成するための力が自分自身にあると信じる力
- 他者とつながる力
この6つの要素は、後天的に育む事ができる心理的要素です。
次に、レジリエンスが高い子と低い子の比較してみましょう。
「レジリエンス」の高い子・・・・楽観的・人に頼る事が出来る
「なんとかなる。」
「この状況は長く続かない。」
「今までのように きっと大丈夫。」
「お父さんやお母さんに相談してみよう。」
☆「レジリエンス」が高いと、辛いことや悲しいことに直面した時
ネガティブな感情に支配されたり、我慢して押しつぶされたりせず
自分の気持ちを適切に受け止める事が出来ます。
「レジリエンス」の低い子・・・・悲観的・自分の殻に閉じこもる・一人で耐える
「どうしたらいいのか わからない。」
「きっと、もうダメだ。」
「もう、どうでもいい。」
「恥ずかしいから 誰にも話したくない。」
「怒られるかもしれないから 親には話せない。」
☆「レジリエンス」が低いと、物事を解決しようとする意志が働かないので
ずっとぐるぐる悪い考えが回ってしまい、うまく行動することが出来ません。
自分の気持ちを適切に受け止める事はとても大切だと思います。
「レジリエンス」を高めるPoint2つ!
では、「レジリエンス」ってどうすると高くなるのでしょうか?
その方法は、詳細に説明するとたくさんあると思うのですが、私が思うPointは2つです。
1. ちょっとの失敗をたくさん経験する。
親は子供の行動に対して管理をし過ぎない!
2. 色々な人の失敗を学び、みんな失敗を経験していて 失敗は 生きる上でとても大切な事と理解する。
「失敗図鑑」は本当に最適だと思います!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「レジリエンス」を高めるために「失敗図鑑」は最適!というお話しでした。
「レジリエンス」とは、簡単にいうと「失敗にヘコたれず 復帰する力」の事です。
「レジリエンス」の高い子・・・・楽観的・人に頼る事が出来る
☆辛いことや悲しいことに直面した時、ネガティブな感情に支配されたり
我慢して押しつぶされたりせず、自分の気持ちを適切に受け止める事が出来る。
☆「レジリエンス」の低い子・・・・悲観的・自分の殻に閉じこもる・一人で耐える
物事を解決しようとする意志が働かないので、ずっとぐるぐる悪い考えが回ってしまい
うまく行動する事が出来ない。
「レジリエンス」を高めるPoint2つ!
1. ちょっとの失敗をたくさん経験する。
☆親は子供の行動を管理しすぎない
2. 色々な人の失敗を学び、みんな失敗を経験していて 失敗は 生きる上でとても大切な事と理解する。
☆「失敗図鑑」は「レジリエンス」を高めるために最適です!
最後に
ここ最近、息子が何か失敗して落ち込んでいたりすると、私は、こう言うようにしています。
「失敗図鑑読んだら みんな失敗してるやろ? 大丈夫!」
そうすると息子は、元気になります。
そして、もう一つの大きい事は、人の失敗に対しても寛大になりました。
先日も、私は、息子の習い事のカバンを持って行くのを忘れてしまいまして・・・(汗)
現地に到着してから気付いたので、取りに帰る時間がなくて・・・
そんな時も息子は「行ってくる!」と元気に行って、先生に筆記用具を借りていました。
申し訳ない気持ちと ありがたい気持ちでいっぱいになりました(汗)
繊細くんの息子の「レジリエンス」が高くなって、打たれ強い子になってくれる事を願います。
今回は「レジリエンス」を高めるために「失敗図鑑」は最適!というお話しでした。
ご興味のある方は、是非 チェックしてみて下さいね!
最後までお読みいただきありがとうございます。
貴方様の毎日が キラキラ楽しいものでありますように!
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