こんにちは!
当ブログをご覧いただき、ありがとうございます!
少し前の事なのですが、息子が都市伝説を聞いて来て、我が家が大騒ぎになった時のお話しをさせていただきます。
少し怖いお話しなので ブログにしようか迷いましたが
もし、都市伝説を聞いてしまって 悲しい気持ちで一杯の子がいれば
安心材料になるのでは と思い、お話しする事にしました。
小学生の間で囁かれる都市伝説とは・・・
「むらさき鏡」という都市伝説をご存じですか?
この「むらさき鏡」という言葉を20歳まで覚えていると、20歳になった途端に死んでしまうという恐ろしい内容なのですが・・・。
それに派生して出てきたのか、息子は「あか色鏡・あお色鏡」という都市伝説も一緒に聞いて来まして・・
息子が言うには、むらさき鏡は20歳、あか色鏡は8歳、あお色鏡は13歳まで各言葉を覚えてると、その年齢になった途端に死んでしまうらしいのです・・・。
もちろん、このお話は大嘘です。
経緯
とある日、息子が帰ってきた時の様子がいつもと少し違ったので
「どした?」と聞いたところ、突然大泣きし出して、都市伝説について話しだしました。
どうやら集団登校をしている時に上級生から聞いた様で、当時の息子の年齢は7歳。
あと4ヵ月で8歳になる時期でした。
そう。「あか色鏡」にドンピシャのタイミングだったのです。
同じ学年のお友達も一緒に聞いていたのですが、その中で一番最初に8歳になるのが息子で
他の子たちは、息子がどうなるか様子を見れるためなのか、全然余裕がありました。
集団登校の時に聞いてから、息子はどんな気持ちで1日を過ごしたのかと考えると、こちらも泣きそうでしたが、ここで私が泣く訳にはいきません!
私「そんな事では絶対死なないよ!大丈夫!!でも、誰から聞いたの?」
息子「S、Sくん。」
私「Sくん・・・。」
私(Sくんってお寺さんの子やん・・・)
Sくんは、たまたまお寺さんの子で、怖さを助長してしまった様ですが
ただ、Sくんが悪いとかでは無く、彼もまだまだ子供で自分が聞いた話を興味本位で言っちゃっただけの事なんです。
しかし、息子は繊細くんで「呪いをかけられた」と思っていて、もう本当に大騒ぎでした。。。
次の日、Sくんは集団登校をしている子供たちにめちゃくちゃ怒られ
猛省していました。
都市伝説を打ち消すために!
そこで、私はインターネットで調べたところ
「むらさき鏡」については「20歳になったけど まだ生きてます。」という人が出てくるのですが、肝心要の「あか色鏡」については出てこないのです!(「あお色鏡」も出てこなかったです)
息子には、小学生の間で囁かれている都市伝説は大嘘という事を伝え
もし、このお話しを知らないお友達が聞いたら、同じように怖くて悲しい気持ちになるので、お友達には言わない事を約束をしました。
私から連絡を受けた夫は、こういう都市伝説を「打ち消す言葉」として「白い水晶」という言葉があると調べてくれ「あか色鏡」を打ち消す事ができると説明しましたが
息子はエビデンスが欲しいと・・・
ここから8歳のお誕生日が来るまでが本当の本当に大変でした。
夜、寝る時は泣きながら寝て、集団登校が怖いという息子のため、次の日から集団登校に付き添い、魔除けを買い、でも不安で突然泣き出したり、ついにはストレスでチックの症状まで出てきてしまって・・・。
悩んだ挙句、この都市伝説を知らなかった21歳と14歳の甥っ子に根回しをして
「都市伝説知ってたけど生きてるで。大丈夫!」と、わざわざ息子に言ってもらい
もし、これでダメなら、神社にお祓いに行こうと思っていました。
いつも遊んでもらう 大好きな従兄に「生きてる」と聞いて
随分落ち着いたので、お祓いには行きませんでしたが
やはり不安は完全に拭えない様子でした。
成長
そして、ついに8歳のお誕生日!!
当然、生きていました!!
もちろん、今もピんピン生きています!!
この経験で 都市伝説を言ちゃったSくんは、言ってはダメな事、こういう事を言うと、どういう事になるかを勉強できたと思います。
きっと、いいお坊さんになってくれると思います!
そして、息子は以前より少し強くなれました!
もう、「あお色鏡」も「むらさき鏡」も怖くありません。
幸いな事に チックの症状も出なくなりました。
今は、息子とSくん2人で 仲良くゲームの話しをして集団登校しているようです。
悪い事をした子が居れば周りが叱る。
叱られた子は反省する。
そして、反省した子を許す。
子供たちの世界がちゃんと出来ていました。
子供はこうやって色々経験して成長して行くのですね。
そして、もし、この都市伝説を聞いて悲しい気持ちの子がいるとしたら
「大丈夫!!大嘘です!!絶対死なないよ!!!」と お知らせさせていただきます。
最後までお読み下さりありがとうございます。
貴方様の毎日が キラキラ楽しいものでありますように!
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