子供の考える力を育てる「強育パズル」

子育て

こんにちは!

当ブログをご覧いただき ありがとうございます。

今回は、子供の 考える力を育てる「強育パズル」をご紹介させていただきます。

強育パズル

「強育パズル」をご存じでしょうか?

「教えない教育」で話題になった、宮本 哲也先生の著書です。

テレビで紹介されているのを観て、子供の「考える力を育てる」という考えに深く共感し

この「強育パズル」を購入しました。

著者の宮本先生は算数教室を主宰なさっているのですが

そこでは、先生が課題を与え、子供たちがひたすらそれを解くというスタイルで

丁寧な説明もなく、質問も禁止だそうです。

その目的は、子供に頭を使わせる事で、宮本先生は「頭を使い続ければ必ず頭がよくなる。」

「お子さんが自分の意志で問題に取り組み、自分の力だけでひとつの問題を解けたとき

ほんの少しですが、自信がつきます。」とおっしゃっています。

その積み重ねが生きる力としての学力につながるそうです。

なので、この「強育パズル」を子供が解いている間は、親はじっと見守ります。。。

低学年は、親子で取り組んだ方がいいらしいのですが、ひたすら待ちの姿勢で接します。

絶対にアドバイスをしたり、教えたりしてはいけません。。。

親も忍耐が必要です。。。

1問解いて「もう1問解くぞ!」となればしめたもので

後は、勝手にやらせているだけで、解けても解けなくても

どんどん頭がよくなる!と宮本先生はおっしゃっています。

頭を使うパズル

強育パズル(撮影:息子)

我が家では、この3冊を購入しました。

1ページの裏表に同じ問題が載っていて、3ページ目から新しい問題が載っているので

この1冊で2ターン問題を解く事が出来ます。

あくまで私目線の見解ですが、この「強育パズル」を解くには、3点を意識する事だと思いました。

①問題全体を把握し、論理的に考えて「絶対にここはこの答え」という箇所を導き出す。

② ①の答えをベースに論理的に考えて、他の箇所の答えを導き出す。

③ ①と②がしっかり出来ていれば、終盤は自ずと答えが出る。

特に難しい問題は、筋道を立てて考えないと 絶対に正解をしません。

宮本先生は、「算数の楽しさは、ああでもない、こうでもない とひたすら考える(試行錯誤といいます)

そしていろいろな発見をし、こんがらがったものを少しずつほぐしていく

そして最後に正解に到達する。これが楽しいのです。」とおっしゃっています。

宮本先生がおっしゃっている様に、ひたすら考えて試行錯誤する。

そうして、どうすればパズルを解く事ができるのか を子供は見つけ出し

それが喜びや楽しさに繋がっていくのだと思います。

息子の場合

2年生になった頃に最初の1冊目、かけ算計算ブロック(かけ算の基礎と約数・倍数感覚が身につく)を購入し、1ターンが終わると

次に九九トレ(かけ算・わり算が得意になる)を購入。そして1ターンが終わって

ビルディングパズル(空間把握力と着眼力が伸びる)を購入しました。

簡単な問題はスイスイ進んで行くのですが、難易度が上がって行くと そうは行きません。

解けなくて息子は怒り出します…。

暴れたりはしません。

難しい問題は、大人でもしっかり頭を使わないとダメで 私も解けない問題があります。

1ターン目の難しい問題は、アドバイスをしたり、一緒に考えたりしてしまいました…。

どーしても、どーしても黙っていれないんです!

親の忍耐力も養わなくては…。

3冊すべての1ターンが終わってから、2ターン目に突入し

現在は、2ターン目の最後の1冊、ビルディングパズルをやっています。

2ターン目は、3問一緒に考えてしまいましたが、1ターン目と違って、他は自力で解いています。

1ターン目は難しくて解けなくて 怒っていた問題も、今の所がんばって自分で解いています。

1ターン目の経験を通して、考え方やパズルの解き方を

少しずつ見つけ出している様です。

息子は、このパズルをする事で、かけ算はもちろん

未だ学校では習っていない わり算もいつの間にか出来るようになりました!

まだまだ発展途上ではありますが、少しずつ成長しているように感じています。

続けるために

「強育パズル」を続けるために、子供の性格によっても違って来るのでしょうが

息子には 毎日の無理強いをしないようにしています。

このパズルも 頭を使う事も 嫌になって欲しくないからです。

習い事がある日はやりませんし、余裕がある時に取り組んでいます。

それと、息子がパズルを解けなかったりすると、どうしても 私が熱くなったりしちゃうんです…。

それはそれは 最悪の雰囲気…。

これではダメだと思い、考えを改めました。

息子は繊細くんなので、追い詰めないように。

パズルが解けなくてもいいし、とばして次の問題へ行ってもいい。

大切な事は 頭を使う事。考える力を育てる事。

私自身の忍耐力を鍛える事も大切!

まとめ

今回は、考える力を育てる「強育パズル」をご紹介しました。

「教えない教育」で話題になった宮本 哲也先生の著書で、子供がこのパズルを解いている時は

親は、口出しをせずに、じっと見守ります。

その目的は、子供に頭を使わせる事で、頭を使い続ければ必ず頭がよくなる。

子供が自分の意志で問題に取り組み、自分の力だけでひとつの問題を解けたとき

ほんの少し自信がつき、その積み重ねが生きる力としての学力に繋がるそうです。

色々な種類の「強育パズル」があり、各々で鍛えられるものが違って来るので

鍛えたい種類の「強育パズル」を購入し、易しい問題から難しい問題まで

ひたすらやっているだけで、パズルが解けても解けなくても、どんどん頭がよくなっていきます。

私は、これからも買い足して、息子の考える力を育てて行きたいと思います!

最後までお読みいただきありがとうございます。

貴方様の毎日が、キラキラ楽しいものでありますように!




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